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File No2 |
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株式会社GEL―Design
代表取締役 附柴 裕之 氏
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「冷たいものは冷たいまま美味しく持って行きたい」
「夏場の食中毒が心配」という主婦の声から生まれた保冷剤一体型ランチボックス「GEL-COOL」。
「ほっかいどうグッドデザインコンペティション」にも入賞し、「札幌スタイル」の認証も受けているこの商品を開発、販売しているのが、北海道大学発ベンチャー企業のGEL-Designだ。
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代表の附柴氏は、千葉県出身ながら北海道に憧れて北海道大学に入学、
大学院卒業後は名古屋の会社に就職しながらも北大に残って研究を続け、
自らGEL-Designを設立し、現在に至っている。
「GELという素材を通して、世代を超えて存続する価値を創造する!」
そんな理念を追求する附柴氏の起業までの道とこれからの展望、そして北海道への想いを聞いた。
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【GEL素材の可能性を追求する、北大発開発型ベンチャー】
--------まず御社の事業内容を教えて下さい。
>>附柴氏
一言で言えば、GEL(ジェル、ゲル)という素材を開発している会社です。
例えばメーカーさんからの「こういう素材が欲しい」というような要望に従って開発したり、
また逆にこちらで開発したものを提案して利用していただいたりしています。
さらには、GELの利用用途をどんどん広げていく、
もしくは「GELのこんな使い方もあるんだ」っていうことを世の中に知ってもらう、ということをテーマに、
GELを使った新しい商品を自社開発し、販売していくということもしています。
--------GELという素材は私たちの暮らしの中でどのように活用されているものなのですか?
>>附柴氏
一番有名なのは、紙おむつの中に入っている吸水性ポリマーでしょうね。
あの吸水性ポリマーは1974年頃にアメリカで開発されて、その後さまざまな用途に使われてきました。
中でも、紙おむつに入れるという使い方が急速に普及しまして、
今では世界中で年間120万トンほど生産され、市場規模としては、数千億円というレベルに達しています。
今後も紙おむつは、中国や発展途上国での普及が見込まれていますので、まだまだ成長余地のある市場です。
もう一つ、GELの用途として有名な例をあげると、ソフトコンタクトレンズです。
コンタクトレンズの発明というのは、実はレオナルド・ダ・ヴィンチなんです。
当時はガラスで作るという発想だったのですが、実際に作って目に入れてみると、
痛すぎて数秒も着けてられないわけですよ。当たり前ですが、長く着けている失明してしまいますよね。
GELの研究というのは、この2,30年で盛んになってきた分野です。
その中で非常に生体に馴染む素材が出てきた。これを使ってコンタクトレンズを作ったならば、
目にも馴染むものができるに違いない、と。
それがソフトコンタクトレンズの始まりです。
実用化に至ったのは1980年くらいです。まだ20数年くらいしか経ってないですよね。
それも今ではすごく多くの人が利用するようになっています。
紙おむつ、コンタクトレンズが代表的な使用例ですけど、
その他にも、化粧品や発布剤などあまり人目にはつかないですが、GELは様々な用途に使われています。
--------もともとGEL-Designという会社としては、GELという素材の研究開発支援が事業の始まりだったわけですか?
>>附柴氏
もともと考えていたのは、いわゆる大学発ベンチャーの典型的なビジネスモデルですね。
例えば数年後に開発に成功したとすれば、いきなり100億円売れるような画期的な技術がある。
100億円も売れるんだったら、成功することを前提に2,30億円先行投資してもいいだろう。
そういうことを投資家にアピールして、お金をたくさん集めて、
売り上げがずっと上がらない時期を経て、いきなりドカンとブレイクするような、
そういうカッコいいモデルを考えていました。
でも、それってリスクが大きすぎますし、そもそもそんなに簡単に行かないですよね(笑)。
それに北海道でやっていく上で、デメリットは非常に大きいんです。
人材がいない、物流が悪い…。例えば一秒を争うような開発は北海道ではできません。
東京だったら一日で届くものを頼んでも、2週間待たされたりします。
ですから、これは無理だな、と。
もちろんそういった大きなテーマは今も考えてはいますけど、それだけっていうのは止めようと思いました。
もうちょっと柔軟な発想で、例え研究が世界最先端のトップレベルの集団じゃなくても、
様々な人材を集めて、その人たちの持ち味をうまく活かして成功できる事業も作れるんじゃないかと。
そこで生まれたのが、例えばこういった「GEL−COOL」のような小物ですよね。
例えハイテク製品じゃなくても、GELを使って「新しいもの」を創る。
最新技術じゃなくても、役に立つもの、面白いもの、新しいものを創っていきたいと思いました。
もちろん研究開発支援も行っていますし、大切な事業です。
様々な方面からの「こういうものはできないか」という依頼を手伝っていくことによって、
我々としても、その業界のことや新しい技術を学べますからね。
そこでノウハウの蓄積と技術アップを果たして、自社の開発に活かしていければいいわけですから。
【起業への道、GEL-COOLの誕生、そして未来へ向けて】
--------起業に当たっては附柴社長が大学時代の仲間を誘って立ち上げたのですか?
>>附柴氏
実は大学院を卒業して、名古屋の医学生物学研究所という会社に就職が決まっていたんです。
でも、卒業間近の最後の追い込みの時期に「これだけ頑張れば、こんなに成果がでるのか…。
ちょっと学生時代頑張り足りなかったかな…」と初めて思いまして(笑)。
しかも「この先があるかもしれない!」と思う成果が最後に出てきたりして、
自分のやっている研究が本当に面白くなり始めたんです。
入社2週間前になってものすごく悩みました。このまま就職すべきか、大学に残って研究するべきかって。
とにかくいろんな人に相談しました。教授、助教授、先輩…。
ただ入社2週間前ですからね。本当は悩んでる暇なんてないわけですよ(笑)。
その中で、中国出身の女性の助教授の先生がこう言ってくれました。
「私は29歳で日本に来ました。そのおかげで今の私があります。
附柴さんも今28歳ですね。きっと29歳って人生の大きな決断をする時期なんですよ。
そんなに悩むなら、すっきりするまで悩みぬいたらどうですか?
1年間くらい使って人生に悩みぬく時期があってもいいですよ。
今すぐ就職するんじゃなくて、ちょっとゆっくり考えたらどうですか?」
とても嬉しい言葉でしたけど、ゆっくりするにしても、ニートになるわけにもいかないですからね(笑)。
また、一緒に研究していた韓国の研究者の方はこう言いました。
「いきなり直前になって入社しないというのも人道的におかしい。
きちんと自分の気持ちを相手の社長に相談すべきですよ。まともな大人なら、
あなたの気持ちは理解してくれるはずです。それを理解してくれないような人が経営している会社なら、
そもそも行くべきじゃないですからね。」
教授の意見はこうでした。
「この時期になっていきなり、ただ”入社しません”ってわけにいかないだろ。
何か提案を持って行きまさい。ここでどんな良い提案ができるかで君の人生が決まるんだ。
自分なりの提案を真剣に考えてみなさい。」
すごく納得しまして、すぐに社長に直接電話をかけました。入社予定社員がいきなり
「直接相談したいことがありますから、お時間作ってください。」って(笑)。
「明日なら空いてる」と言って下さったので、すぐに名古屋まで飛んでいきました。
そこで、自分なりに考え抜いた提案を持っていって社長にぶつけました。
結論だけ簡単に言うと、「入社して、籍を会社に置いたまま、北大に派遣して研究させてください。
1年間時間をもらえたら、その間に特許も出願するし、学会発表もするし、論文も書きます。
そしてその成果を実用化できる形にして会社に持って帰ってきます」ってことです。
--------たった1年で、その3つを実現するのは難しいことですよね?
>>附柴氏
そうですね(笑)。
でも社長と僕と教授とで3者面談をしまして、北大で研究を続けることに関しては、OKが出たんですよ。
その後、社長と2人で話をした時には「そんなにその研究がしたいなら、
会社に戻ることなんて考えなくていい。思うようにやりなさい。可能性があるなら、
実用化も自分でしたらいい。
その時は会社として応援するから、やりたいようにやりなさい。」って言ってくれたんです。
--------その社長との出会いは、人生の岐路ですね。
>>附柴氏
そうですね。その後、1年間研究して、教授、助教授、そして社長の前で結果をプレゼンしたんです。
「この先この研究成果を実用化していきたい。その方法としてはいくつかありますが、
その一つは自分で会社を作ってやることです。」と。
社長は以前から、僕に事業計画の作り方などを教えてくれていたので、
会社を作るのを応援してくれていたんですね。
そこから起業準備を始めて、半年後にGEL-Designを設立したわけです。
それが平成16年の9月、ちょうど2年前ですね。
--------会社を立ち上げて、最初の仕事は何だったのですか?
>>附柴氏
最初は、何していいかわからなかったですよ(笑)。
一人でやるのもつらいなと思ったので、仲間を探しましたね。助教授に相談したら、
「そんないつどうなるかわからない会社に紹介できる人はいない」って言われました。
それでも真剣に考えていてくれたらしく、
次の日になって「一人だけいました。」って紹介してくれたんです。
それが僕の大学時代の同期の大垣(現GEL-Design取締役 管理担当)だったんです。
当時、彼は東京の会社に就職して新規事業立ち上げコンサルティングなどに従事していました。
僕の会社を手伝わないかって誘ったら相当動揺したみたいですけどね(笑)、
結局来てくれることになりました。
そのうちわかってきたのは、僕も大垣も研究には向いてないってことでした。
僕は企画や営業の方が得意で、コツコツ研究するのは向いてないことがわかってきました。
実は大垣もそうで、彼はお金を勘定したり、事務作業こなしてる方が好きなんです。
北大発ベンチャーなのに、研究者がいないわけです。
そこで僕の大学時代の先輩で、
当時東京理科大学で研究員をしていた勝山(現GEL-Design 取締役 技術担当)に会社に加わってもらえました。
僕の妻も勝山の奥さんも同じ北大の研究室出身で、
気がつけば同じ研究室のOBが5人も会社に揃っていたんですね。
教授は焦ったでしょうね。僕一人でも心配なのに、
自分の教え子5人もわけのわからない会社に集まったわけですから。
結構ショックだったみたいですよ(笑)。
--------GEL-COOLを作ろうという発想はどこから来たのですか?
>>附柴氏
実は飲み会なんです。
大垣が、ある異業種交流会の飲み会で、そこに参加していた主婦の方に
「主婦の目から見て、GELを使ったおもしろいアイディア思いつきませんか?」
って何気なく聞いたんですね。そしたら「GELといえば保冷剤を夏になると弁当箱に入れてます。
でも子供はすぐになくしてくるし、いちいち入れるのもわずらわしいんですよね。
何で保冷剤がフタと一体になったランチボックスってないんでしょうか?」って。
その一言が出発点です。
次の朝、早速保冷剤と弁当箱を買ってきて、試作品を作りましたね。
パンフレットまで一気に作って、それを知り合いにいっせいにメールで流してテストマーケティングしました。こういうのがあったら買うかって聞いたら、ほとんどみんなが欲しがったわけです。
次に、アイディアを出してくれた主婦の方に協力をお願いして、
その方の知り合いの主婦の方20人に2週間毎日使ってもらって、どのように使ったかも書いてもらいました。
みなさんいろいろ工夫してくれました。この使い方はいい、これはダメっていろいろ書いてくれました。
それを参考にして、試験販売するためにまずは500個作りました。
いろいろ試行錯誤しながら、バージョン6くらいまで作りましたよ。全部手作りです。
自分たちで接着剤で貼ったり、説明書もつけたり。
ウェブページも作ってそこで試験販売をしました。
ラッキーなことにそれを面白がってくれた新聞記者が記事にしてくれまして、
あっという間に売れてしまいました。
買ってくれた方にアンケートもお願いしました。
デザインや保冷効果など、そのアンケートを参考に手直ししまして、
今年の3月31日から正式に「GEL-COOL」の発売を開始しました。
これでGEL-Designの新しい方向性が決まったなと思いました。
GELを使った新しい、面白い商品をどんどん作っていこうと決心しました。
--------GEL−COOLを製造する中で様々な苦労もあったかと思いますが?
>>附柴氏
一番の苦労は、「何で北大発ベンチャーなのに、こんな弁当箱なんて作ってるんだ」って
批判めいたことをたくさん言われたことですね(笑)。
細かいことでは大変なことはあったかもしれません。
でも、楽しみながらやっていたので、苦労とは感じなかったですね。
何もかも始めての挑戦だったのですが、様々な方が協力してくれました。
そんなに苦労は感じずにできてしまった感じですが、しばらく後に振り返ると、
「あの頃は大変だったなぁ」と思うのかもしれないですね。
でも当時も今も、仕事は楽しんでやっていますから。
--------会社としての今後のビジョンを教えてください。
>>附柴氏
一般向けの商品では、もっと商品ラインを増やしていきたいと思っています。
健康、美容が次のキーワードですね。石鹸、化粧品、入浴剤、芳香剤などもイメージしています。
研究開発の方は、今年大きなプロジェクトに着手します。
10年後には実用化できるような技術開発の第一歩を今年踏み出します。
10年の過程にはおそらくその技術から、たくさん実用化、
商品化できるものが枝分かれして出てくると予想しています。
下請けという姿勢ではなく、自社のブランドを確立したいですね。
「あのGEL-Designが作ったものだから、いいものに違いない!」と思ってもらえるような会社に
なっていきたいですね。
【道内企業が人材を確保するために、北海道で働くことのブランド化を!】
--------そもそも千葉県出身の附柴さんが北海道に来ようと思ったのはなぜですか?
>>附柴氏
北海道は子供の頃から憧れでした。
北海道を最初に意識したのは「南極物語」ですね(笑)。
あの話の中に北海道大学が出てくるんですよ。それが北海道、北大を意識した最初だったかもしれません。
それからテレビの旅行番組です。北海道がしょっちゅう取り上げられるじゃないですか。
それを観て憧れましたね。で、実際に北海道に旅行に行きました。
「これは空気もよくて、広くて、食事も美味しくて、外国みたいで最高だ!」と思ったわけです。
実際に大学時代から北海道に住んでみて、もう十年以上になります。
その間に北海道の良いところ、悪いところ両方見えてきましたけど、やっぱり北海道は大好きです。
将来にわたって、ずっと北海道には住みたい、ここで仕事をしていきたいと今も思っています。
やっぱり自然環境、生活環境は最高に素晴らしいですよね。最大の魅力です。
でも残念なのは、それを北海道の人たちが全然活かせていないということです。
北海道は旅行者のリピート率がよくないですよね。
来れば来るほど、満足度が下がっているというアンケート結果もありますね。
僕は北海道が大好きですが、その事実にはとても納得します。
お土産がつまらない、観光設備が悪い、サービスが悪い…。本当にそう思います。
北海道にはこんなにも素晴らしいものがたくさんあるのに、
それを全国に届くようなPRが全然できていないですよね。
そこをしっかりしていかないと、ビジネスも上手くいかないし、いい人材も集まってこない、
景気もよくならないですよ。
--------北海道の正社員の有効求人倍率は全国でも最低レベルです。
そんな中で目標を見出せない若者が多くなってきているという印象があります。
そんな若者にメッセージをください。
>>附柴氏
一言で言えば、好きなことをして欲しいなと単純に思います。
しっかりと自立した人間になって、社会に責任を果たしていけば、楽しく生きていく権利は全ての人にあります。
そして、好きなことを、楽しそうに活き活きとやってる人間が一番魅力的です。
好きなことを好きなようにやればいいと思います。
でも現実は好きなことを持ってない人、好きなことに向かってない人が多すぎる。
これはとても寂しいことです。
例えば、先ほども言いましたが、GEL-COOLには最初とても批判がありました。
「北大発ベンチャーなのにそんなくだらないものを作るのは止めろ」と、いろんな方面から言われました。
でも僕は折れませんでした。これが正しいと思ったし、やりたいと思ったし、
何より仕事をしていて楽しかった。で、実際にやってみてよかったと今でも思っています。
本当に好きだと思ったことには力が入りますよ。活き活きとします。
そして周りの人間まで活き活きさせる力があると思っています。本当に好きだと思ったことを、
全力でやるってことは、とても大切なことです。
今の若者にはそれが見受けられないことが多いのかなとは思います。
その傾向が強くなると、社会に活力がなくなりますよ。その国の文化、
社会の文化まで停滞させることになると思います。
--------御社は企業使命として、「若い人材の育成」と
「北海道に優秀な人材の雇用の場を創出する」というのを挙げていますね。
>>附柴氏
弊社は北海道に留まりたいという優秀な学生、北海道で働きたいという優秀な人材の受け皿になりたい、
と強く思っています。
例えば、北大を卒業しても、自分の学んだ技術を活かせる就職先が道内に見つけられずに、
本当は北海道に留まりたかったのに、道外へ就職していってしまう学生がたくさんいます。
引く手数多の若者、人材が弊社に集ってくる。そういう魅力的な会社にしていきたいという目標があります。
やはり優秀な人材が集まってはじめて、何かが動き出すと思っていますから。
でも実際には優秀な人材がどんどん道外に流出しているという現状があります。
いつも思うのは、「北海道で働く」=「カッコいい」と思えるブランドを作れないかってことです。
生活環境は日本でも最高なわけですから。
ただ、そこでネックになるのが賃金格差だと思います。それを短期間で解決するのは難しいですが、
でも北海道はそれ以上の価値を提供できる環境が間違いなくあります。
例えば、仕事が終わればすぐに温泉に行ける、休日には車でちょっと走れば山にも海にも行ける。
川くだりもできれば、獲れたての自然の恵みを味わえる。
そういう環境を全国にうまく打ち出していければ、
北海道で働くのがカッコいいと思ってもらえると思うんですよね。そういうことに人生の価値を見出す人はたくさんいるはずですから。
ちょっと前からヒルズ族なんて言葉がもてはやされていましたが、
都会でお金をたくさん稼ぐのがカッコいいって考え方は、近い将来変わると予想しています。
あくせく働いて大金を稼ぐより、もっと人間らしい人生の楽しみ方を知っている人間が
カッコいいって思われるような、そんな時代が来ると思います。
その時こそ北海道ですよ!
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★取材を終えて
北海道について附柴氏の口から発せられたのは、前回の清水氏と全く同じ意見であった。
「北海道は日本でも最高の『素材』が存在するのに、それを北海道の人は活かせていない。
全国に魅力的に発信できていない。」ということだ。
「文句だけ言ってもしょうがないですから、自分がこの北海道でいい見本を作りたいと思っています。」
附柴氏はそう言った。
魅力的な会社を作り、社会や地域経済に貢献しながら、優秀な人材を集め、
この北海道から次世代に残る価値を創造し、全国・世界へ発信していく。
そんな熱い信念が附柴氏を支えているのだろう。
附柴氏なら実現してくれる。そう思わせてくれる力強さと魅力を感じるのは、
インタビュー中で自身が語っているように、そんな夢を追いかけるのが「好き」で「楽しく」、
「全力で」取り組んでいるからだろう。
附柴氏とGEL-Designの今後に期待せずにはいられない。
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★プロフィール
附柴裕之
1974年、千葉県出身。北海道大学大学院理学研究科終了、理学修士。
2003年、活繩w生物学研究所に入社後も、北海道大学にて学生時代からの高強度ゲルの研究に携わり、
本技術を基盤とする実用化開発のために、2004年、(有)GEL-Designを設立。
2005年に株式会社への改変を機に、代表取締役に就任。
北海道大学創生科学共同研究機構研究員。
座右の銘は「常にクリエイティブであり続ける!」
★関連ウェブサイト
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http://www.gel-design.co.jp/
保冷剤一体型ランチボックス
GEL-COOL http://www.gel-cool.com/
ココロがホッとする手作り石鹸
Savon de Siesta http://www.at-siesta.com/
株式会社GEL-Design 求人情報
http://www.4510navi.com/modules/mxdirectory/singlelink.php?lid=93
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